中古住宅は新築住宅とは違い、建物や設備の状態がその住宅によって異なります。なぜなら立地環境による劣化の状況や、家主による修繕・メンテナンス履歴、住まい方によって時間の経過とともに変化していくからです。
中古住宅をマイホーム探しの選択肢に入れた場合、気になるのが建物や設備の状態ですが、どういった状態なのかわからないまま新生活をスタートするのは不安しかありません。そこで生まれたのが、建物や設備の状態を「専門家による調査」によって明らかにする「建物診断」です。
建物診断では専門家(建築士)による調査によって、劣化・不具合箇所の把握、法適合判定など広範囲に渡る調査により建物の状態を明確にしていきます。さらには、劣化・不具合箇所があった場合は修繕方法やその金額を明示し、購入するうえでの判断材料を提示します。
大切なマイホームだからこそ、しっかりと調査し状態を把握したうえで検討することが大切です。