自宅を売りたいと思った時、マイホームを買いたいと思った時に気になるのが、その地域の不動産相場です。
築年数、広さ、間取りなどが同じような物件でも場所が違えば価格も違います。逆に同じ地域で築年数、広さ、間取りなどが同じような物件であれば近い価格帯になります。全体的な経済状況や不動産市況の状況など複合的な要因によって相場は変動していきますが、ある程度の目安は知っておきたいところです。
それでは相場を調べる為にはどのような方法があるのでしょうか。
①公的な指標にて調べる
国土交通省地価公示と都道府県地価調査を調べることが出来ます。ずばりの相場価格を調べる事は難しいですが、主な使い方としては地域の相場が値上がり傾向なのか値下がり傾向なのかを知ることが出来ます。
「国土交通省ホームページ」
②一括査定サイトで調べる
数多くのサイトが存在しています。複数社に問い合わせをすることが可能で、机上査定もしくは訪問査定を選択でき、複数社から価格査定書を得る事が出来ます。
但し、机上査定や詳細な調査を伴わない訪問査定は営業的要素が強いため、参考情報に留めておくのが無難です。
③スミタスプラザで調べる
査定時や物件検討時の場面で使われることが多い「成約事例」と「販売中事例」。二つの事例は実例をもとにした情報ですので参考情報として非常に価値があります。
ただし、一般的に「成約事例」を収集するのは非常に困難です。不動産業者ですらこれは困難です。例えば業者が情報収集の場として利用する「レインズ」。販売中物件は数多く掲載されていますが、成約物件の情報はわずか11%程度しか登録されていません。全体の1/9程度では情報不足になりがちですが、スミタスプラザでは過去の成約事例を数多く展示していますので相場を調べたい場合にはぜひご利用ください。
「気になるエリア・物件のリアルな相場がわかる」