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家を高く売る方法は?不動産売却の流れと高価買取のコツ、失敗しないための注意点

家を売ることは人生の中でも大きな決断の一つです。できるだけ高く売りたいと思う一方で、売却方法や手続きについて不安を感じる方も多いでしょう。適切な売却方法を選び、正しい手順を踏むことで、満足のいく売却を実現することができます。

本記事では、不動産売却の方法や流れ、高く売るコツや注意点について詳しく解説します。納得いく不動産売却を実現したい方や不動産売却で失敗したくない方は、ぜひ参考になさってください。

家を売る方法

家を売る方法には主に3つの選択肢があります。それぞれ異なる特徴があるため、自分の状況に合った方法を選ぶことが重要です。

仲介による売却

「仲介による売却」とは、不動産会社が売主と買主の間に入って取り引きをサポートする売却方法です。不動産会社が販売活動を行い、購入希望者を見つけて売買契約の締結まで支援してくれます。

仲介による売却のメリット

  • 市場価格に近い金額での売却が期待できる
  • 専門知識を持つプロのサポートを受けられる
  • 広告宣伝や内覧対応などの販売活動を任せられる
  • 契約書作成や法的手続きを代行してもらえる

仲介による売却のデメリット

  • 売却まで3か月から6か月程度の時間がかかる
  • 仲介手数料(一般的に「売却価格の3%+6万円+消費税」)が必要
  • 内覧対応などで売主の協力が必要
  • 市場の状況によっては売却価格が下がる可能性がある

仲介による売却は時間に余裕があり、できるだけ高く売りたい方に適しています。特に築年数が浅い物件や立地条件の良い物件は、仲介を通じて市場価格に近い金額での売却が期待できます。

また、不動産会社の専門知識を活用することで、適切な価格設定や効果的な販売戦略を立てられることも大きなメリットです。

買取による売却

「買取による売却」とは、不動産会社が売主から直接物件を購入する方法です。仲介のように購入者を探す必要がなく、不動産会社との合意があればすぐに売却が成立します。

買取による売却のメリット

  • 短期間(1週間から1か月程度)で現金化できる
  • 仲介手数料が不要
  • 内覧対応や販売活動が不要
  • 確実に売却できる
  • 近隣に知られずに売却できる

買取による売却のデメリット

  • 売却価格が市場価格の7割から8割程度になる
  • 買取を行う不動産会社が限られる
  • 物件の状態によっては買取を断られる場合がある
  • 価格交渉の余地が少ない

買取による売却は、転勤や相続などで急いで現金化したい方や、近隣に知られずに売却したい方に適しています。また、築年数が古い物件や修繕が必要な物件でも、現状のまま買い取ってもらえる可能性があります。

価格は安くなりますが、確実性とスピードを重視する場合には有効な選択肢です。

個人間売買による売却

個人間売買による売却とは、不動産会社を介さずに売主と買主が直接取引を行う方法です。

個人間売買による売却のメリット

  • 仲介手数料が不要で費用を抑えられる
  • 売主と買主の希望に合わせて柔軟に条件を決められる
  • 売却価格を自由に設定できる

個人間売買による売却のデメリット

  • 契約書作成や法的手続きを自分で行う必要がある
  • 不動産の専門知識が必要
  • トラブルが発生した際の解決が困難
  • 住宅ローンの手続きが複雑になる場合がある
  • 売却後の責任問題が曖昧になりやすい

費用を抑えることができる一方で、専門知識が必要でリスクが生じる方法です。個人間売買は、不動産取引の経験がある方や親族間での売買など特別な事情がある場合に限って検討すべき方法といえるでしょう。

初めて不動産を売却する際は仲介や買取がおすすめですが、どうしても個人間売買を希望する場合は司法書士などの専門家に依頼して契約のサポートを受けましょう。

不動産売却の流れ

家を売る方法によって売却の流れは異なります。それぞれの特徴を理解して、スムーズな取引を進めましょう。

仲介による売却の流れ

  1. 査定依頼・不動産会社選び
  2. 媒介契約の締結
  3. 販売活動の開始
  4. 内覧対応・条件交渉
  5. 売買契約の締結
  6. 決済・引き渡し

仲介による売却では、複数の不動産会社から査定を取り、提案内容を比較検討することから始まります。信頼できる会社と媒介契約を結んだ後は、広告掲載や購入希望者への対応を任せることができます。

内覧では物件の魅力を最大限にアピールし、価格や引き渡し条件について交渉を行いましょう。この一連の流れには通常3か月から6か月程度の期間を要するため、余裕を持ったスケジュールを組むことが重要です。

買取による売却の流れ

  1. 買取業者への査定依頼
  2. 買取価格の提示・比較検討
  3. 買取業者の決定
  4. 売買契約の締結
  5. 決済・引き渡し

買取による売却では、買取に対応している不動産会社に直接査定を依頼します。複数社から買取価格の提示を受け、条件を比較した上で最適な業者を選択することで納得のいく不動産売却を実現できるでしょう。

価格と引き渡し時期について合意が得られれば、すぐに契約手続きに進むことができます。契約から引き渡しまでは1週間から1か月程度と短期間で完了するため、急いで現金化したい方に適した方法です。

個人間売買による売却の流れ

  1. 物件価格の査定・設定
  2. 買主との条件交渉
  3. 売買契約書の作成
  4. 住宅ローン等の手続き
  5. 決済・所有権移転登記
  6. 物件の引き渡し

個人間売買では、売主が自ら物件の価格査定を行い、適切な売却価格を設定することから始まります。買主との直接交渉により条件を決定し、売買契約書を作成します。

繰り返しになりますが、住宅ローンが残っている場合の金融機関手続きや登記手続きなど専門知識が必要な部分が多いため、司法書士などの専門家への依頼を検討するのがおすすめです。

家を高く売るコツ

家を高く売るためには、事前の準備と戦略的なアプローチが重要です。市場価格に近い金額での売却を実現するために、以下のポイントを押さえておきましょう。

  • 清掃・整理整頓、軽微な修繕による第一印象の向上
  • 複数社からの査定取得による適正価格の把握
  • 効果的な物件アピールと差別化戦略
  • 売却時期の戦略的な選択

物件の魅力を最大限に引き出すため、徹底的な清掃と整理整頓を行い、必要に応じて軽微な修繕をしましょう。第一印象が良くなると、購入希望者の関心を高めることができます。

また、複数の不動産会社から査定を取り、市場相場を正確に把握することも必要です。価格設定が高すぎると売却期間を長引かせる原因となるため、適正価格で販売しはじめるのを心がけましょう。

さらに、物件の特徴や周辺環境の魅力を効果的にアピールすることで、他の物件との差別化を図ることができます。例えば、駅からの距離、学区、ショッピング施設の充実度など、その地域ならではの利便性を強調することが重要です。

売却時期については、引っ越しシーズンである春や秋に合わせて販売活動を行うことで、より多くの購入希望者にアプローチできる可能性が高まります。

失敗しないための注意点

家の売却で失敗しないためには、トラブルの原因となりやすいポイントを事前に把握し、適切な対策を講じることが重要です。以下の注意点を押さえて、安全で確実な取引を実現しましょう。

  • 信頼できる不動産会社の選定と契約内容の確認
  • 現実的な価格設定と柔軟な価格調整戦略
  • 必要書類の事前準備と物件情報の正確な開示
  • 契約条件の詳細な取り決めと曖昧な部分の排除
  • 引き渡し時期や付帯設備の明確な取り扱い

不動産会社選びでは、売却実績や地域特性をどれくらい理解しているかなどを確認し、信頼できるパートナーを選ぶことが大切です。査定額の高さだけでなく、査定根拠の説明が明確で、現実的な販売戦略を提案してくれる会社を選びましょう。

また、媒介契約の種類や契約期間についても慎重に検討し、自分の状況に適した契約形態を選択しましょう。価格設定については、市場相場を無視した高額設定は避け、あとから少しずつ価格を上げ下げするなど柔軟な戦略を立てることをおすすめします。

さらに、売却に必要な書類の準備不足や物件の欠陥隠しは、後々のトラブルの原因となります。事前にしっかりと準備し、誠実な対応を心がけることが必要です。契約条件についても曖昧な部分を残さず、引き渡し時期や付帯設備の取り扱いなど、詳細まで明確に取り決めておくことでトラブルを防ぐことができます。

まとめ

家を売る方法には仲介・買取・個人間売買の3つの選択肢があり、それぞれ異なるメリットとデメリットがあります。時間に余裕があり高く売りたい場合は仲介、急いで現金化したい場合は買取、特別な事情がある場合は個人間売買を検討しましょう。

どの方法を選ぶにしても、事前の準備と正しい知識が成功の鍵となります。適切な価格設定や信頼できるパートナー選びを心がけ、満足のいく売却を実現してください。

この記事を監修した人

株式会社ユナイテッドリバーズ 代表取締役 沢辺敦志(さわべあつし)

千葉県出身。自身の自宅購入時に、不動産仲介会社に不満を持ったことをきっかけに不動産売買仲介業を開業する。
自身の苦い経験から、受付・接客業務に特にこだわってチームづくりを心がけてサービス運営している。
趣味は料理、二児の父。

【保有資格】宅地建物取引士、FP他

不動産売却の知識
最終更新日:2025.06.26

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